法人が会計ソフトを導入するメリットとは？選び方のポイントも併せて解説

会計ソフトは、経理・会計業務の負担を軽減することができます。会計ソフトを導入することで得られるメリットについて、詳しくご紹介します。

◯業務効率の飛躍的な向上が見込める
仕訳を入力するだけで、試算表、総勘定元帳、損益計算書、貸借対照表がほぼ自動的に作成されることは、大きなメリットの一つです。日々の業務や決算期における業務が大幅に軽減され、業務効率の飛躍的な向上につながります。また、人件費をはじめとするコストの削減が可能となります。
会計ソフトを導入することで、入力された仕訳から複数の帳簿を自動的に作成でき、経理担当者の負担を大幅に軽減することができます。

◯計算ミスの心配がなくなる
日々の取引の記帳、各種台帳の作成、転記などを手作業や手計算で行っていると、計算ミスが発生するリスクが高まります。計算間違えが発生すると、決算書に正しい数値を表示することができなくなり、納税額の計算ミスを引き起こし会社の現状把握を適切に行うことができません。
会計ソフトを使えば、入力された仕訳から自動的に数値が集計されるので、記帳に関する計算ミスが起こる可能性がなくなります。

◯財務状況のリアルタイムな把握ができる
会計ソフトの中には、キャッシュフローや販売実績などのレポートを自動生成できるものがあります。その都度入力された取引データをもとに日次で集計されるため、リアルタイムで財務状況を把握することが可能です。ソフトによっては、取引の集計結果をわかりやすくグラフで表示できるものもあります。

これにより、経営者はいつでも会社の状況を把握しやすくなり、経営改善や経営方針の迅速な決定に役立てることができます。

◯会計ソフトを選ぶ際のポイント
会計ソフトには、インターネット経由で利用する「クラウドアプリ」と、パソコンにインストールして利用する「デスクトップアプリ」の2種類があります。
クラウドアプリは、インターネット経由でサービスにアクセスするだけで、どこでも、どのパソコンでも利用することができます。

ブラウザで起動するため、WindowsとMacのどちらのパソコンでも作業を行うことができます。

逆に言えば、インターネット接続が不安定な環境では、動作が重くなる可能性は否定できません。

一方、デスクトップアプリケーションは、インターネットに接続されていないオフラインの環境でも動作することができます。

インターネット環境や通信速度に左右されないため、一般的にクラウドアプリよりも処理速度が速いのが特徴です。

ただし、Macに対応していないソフトも多いので、Macユーザーの方は確認が必要です。
特に初めて会計ソフトを導入する場合は、サポートの手厚さも製品選びの重要なポイントになります。

サポートは通常、ソフトの種類や料金プランによって異なります。

チャットやメール、電話によるサポートを選べるものもあれば、どれかひとつしかないものもあるので、確認が必要です。

立垣昌幹税理士事務所では、岡山市、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、玉野市、総社市、笠岡市、井原市、美作市、高梁市、備前市、浅口市、新見市、真庭市、津山市のエリアを中心に「節税対策」、「資金調達」、「記帳代行」などに関する税務相談を承っております。
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